過去のトラウマの「恥」を解放することで回復のプロセスが一気に早くなる。(7分)







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コメント: 2
  • #1

    トム (金曜日, 29 8月 2014 21:17)

    現在,院で心理を勉強中です。ポムさんの身体論のアプローチに共感しています。

    研修中の身で、ケースをいくつかもっていますが、ロールプレイやエンプティチェアなどを取り入れて、感情をなんとか身体化したいと思う日々です。

    また,コメントします。

    それでは。


  • #2

    POMUの山口です。 (金曜日, 29 8月 2014 23:27)

    トムさんへ

    コメントありがとうございます。
    身体アプローチに興味をもつことが素晴らしいですね。

    やはり、「トラウマ」の支援をするには身体も取り入れないと
    倫理的に問題だとも思っています。
    5年も10年も傾聴ではクライントがかわいそうです。

    エンプティチェアでも、クライアントがマインドフルに
    「今ここ」の身体感覚を探求することもできそうですね。

    またコメントしてください。
    私のやる気につながります(笑)




動画の内容

 

 今回は恥について。カウンセリングでもなかなかとりあげられないです。恥は実はとても回復に大事。

 

恥を重要視することでほかのことがよくなっていく。怒り、悲しみ、寂しさなどにアクセスできて解放できる。では恥とは何なのか?「自分はダメなやつ」というのが恥の例え。自分に責任を持ちすぎてしまう。あとは「自分は生きる価値がない」など。

 

トラウマ、性暴力に遭うことで、自分が悪かったんだ、自分がNoと言わなかったから、などと思い込んでしまう。

 

ではどうすれば恥が軽減されるのか?

 

恥とは身体の感覚。それが強く身体に根付いている。たとえば、小さい頃、「お前は何でいつもそうなんだ」と怒鳴られる。その時脱力感のような、萎縮する感覚になる。そこにマインドフルにアクセスする。探求する。感覚にとどまってみる。

 

ではなぜ身体なのか?

 

トラウマに遭うと、前頭葉(理性のセンター、言語のプロセスの箇所)がオフラインになる。だから言語のだけのアプローチでは限界がある。

 

フラッシュバックになった時、落ち着くスキルが本来あっても、使えなくなる。危険だというアラームが鳴っている。

 

しかし、一回でも体で自信のある感覚(背筋が伸びてグラウンディングができている状態)と恥の萎縮した感覚の違いを体験しておくと、

 

フラッシュバックなどで、恥が出てきて萎縮しているときに、体が「そうだ!」目線を上げて姿勢を整えてみよう、というように自然にできる。