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動画の内容
今回は恥について。カウンセリングでもなかなかとりあげられないです。恥は実はとても回復に大事。
恥を重要視することでほかのことがよくなっていく。怒り、悲しみ、寂しさなどにアクセスできて解放できる。では恥とは何なのか?「自分はダメなやつ」というのが恥の例え。自分に責任を持ちすぎてしまう。あとは「自分は生きる価値がない」など。
トラウマ、性暴力に遭うことで、自分が悪かったんだ、自分がNoと言わなかったから、などと思い込んでしまう。
ではどうすれば恥が軽減されるのか?
恥とは身体の感覚。それが強く身体に根付いている。たとえば、小さい頃、「お前は何でいつもそうなんだ」と怒鳴られる。その時脱力感のような、萎縮する感覚になる。そこにマインドフルにアクセスする。探求する。感覚にとどまってみる。
ではなぜ身体なのか?
トラウマに遭うと、前頭葉(理性のセンター、言語のプロセスの箇所)がオフラインになる。だから言語のだけのアプローチでは限界がある。
フラッシュバックになった時、落ち着くスキルが本来あっても、使えなくなる。危険だというアラームが鳴っている。
しかし、一回でも体で自信のある感覚(背筋が伸びてグラウンディングができている状態)と恥の萎縮した感覚の違いを体験しておくと、
フラッシュバックなどで、恥が出てきて萎縮しているときに、体が「そうだ!」目線を上げて姿勢を整えてみよう、というように自然にできる。
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トム (金曜日, 29 8月 2014 21:17)
現在,院で心理を勉強中です。ポムさんの身体論のアプローチに共感しています。
研修中の身で、ケースをいくつかもっていますが、ロールプレイやエンプティチェアなどを取り入れて、感情をなんとか身体化したいと思う日々です。
また,コメントします。
それでは。
POMUの山口です。 (金曜日, 29 8月 2014 23:27)
トムさんへ
コメントありがとうございます。
身体アプローチに興味をもつことが素晴らしいですね。
やはり、「トラウマ」の支援をするには身体も取り入れないと
倫理的に問題だとも思っています。
5年も10年も傾聴ではクライントがかわいそうです。
エンプティチェアでも、クライアントがマインドフルに
「今ここ」の身体感覚を探求することもできそうですね。
またコメントしてください。
私のやる気につながります(笑)