過去のトラウマを語るのはダメ?トラウマ業界が試行錯誤して苦しんだこの30年(6分)








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コメント: 5
  • #1

    ぽむの山口です。 (木曜日, 19 6月 2014 14:49)

    ご感想、コメントご自由にどうぞ。
    匿名でももちろん大丈夫です。

    過去の被害体験、トラウマをはきだす様に語って
    しんどくなったことはありませんか?

  • #2

    ヒロシ・m (月曜日, 01 9月 2014 18:32)

    いつも動画ありがとうございます。

    日本だと、精神論や克己心を尊重する雰囲気がありますね。自分にはそのにはとても納得できませんでした。

    トラウマを話す、語る、もしくは吐きだすのにも計画性が必要だということを初めて知りました。

    単純に吐き出せば全てOK!!といわけでないことに対して、納得できました。

  • #3

    POMUの山口です。 (月曜日, 01 9月 2014 22:35)

    ヒロシさん

    こちらこそ観て頂いてありがとうございます。

    計画的にトラウマを語るのは、たとえば、ダムに例えると、、、

    溜まった水がトラウマ記憶で、それを一気に解放すると下流は洪水になってしまう。だから計画的に少しずつ門を開く。門を開くスキルも必要だし、しめる技術も必要。適量を川に流していく感じ。

    そんな感じでしょうか。


  • #4

    ひまわり (金曜日, 28 9月 2018 17:21)

    拝見しました。
    まず前提に…
    私が30年前に掛かった精神科、心療内科では、3分診療の薬漬け、医療援助者へのご機嫌取りといった感じでしたが、それは今もあまり変わらないと、病院で働く医療援助職の人達に聞いています(幾らかは良くなってはいると思いますが)。
    2016年頃に、認知行動療法が保険適応されたそうですが、それを出来る医師や臨床心理士も、私の住む県、また、生まれた県でも数名(5名以下)でした。EMDRは、1〜3名、SEは0名です。私は同性で探したので、その半分くらいの人数です。治療者リストにないだけかもしれませんが、日本中を探す気持ちで探しました。

    他の方も書いていますが、日本では、話すことすらさせないように思います。

    自我状態、解離パーツ、DID…なんて、相談も出来ない雰囲気、性被害と言うだけで、医療援助者にすらセカンドレイプ対応されたりと、いろんな意味で危険すら感じます。
    男性サバイバーは、もっと厳しいのではないかと思います。

    その上で…ですが、
    今の先生は、リソース作りからSEなどのトラウマケアしています。
    たまに、その日までの状態で、話すケアが必要な場合は、何か体にアプローチした療法を入れながら話す、そんな感じです。

    私はもっと話したい!!気持ちというか、衝動みたいなものもあります。
    (コメントも長くてすみません)

    でも、トラウマ経験をカウンセリングで話した後の日常でも、やっぱりFBが強くて辛くなります。体へのアプローチや、リソース作り…そういうことも一緒にしているから、良かったです。

    代理受傷について、理解して対応出来ていそうな治療者を探しました。山口さんも別の動画で、セラピスト自身のセラピーの必要性(大学の必修、推奨とか)を仰言っていましたが、聞く方(治療者側)もケア出来ていなければ、話すことも出来ない(難しい)と思います。

    日本、もっと頑張れよって感じです>人<。
    ありがとうございました。

  • #5

    ポムの山口です (日曜日, 30 9月 2018)

    ひまわりさん

    コメントありがとうございます。

    確かに日本もっと頑張れよ、ですね(笑)

    話したい気持ちもちゃんと、くんで差し上げるのが
    大事ですよね。

    その上で、少しずつ話してもらったり
    身体にアプローチしたり、

    その微妙なさじ加減が大事だと思っています。









動画の内容

トラウマを語ることについて。今までは、過去の被害体験、トラウマを話すことで癒されると信じてきた。これは間違っていた。欧米でも30年ほどずっと語ること、吐き出すことでよくなると信じられてきた。

 

でも全くよくならなかった。話せば話すほど、PTSDなどの症状が悪化することがよくあった。日本ではまだまだ過去の話しに傾聴することがカウンセリングの大事な要素だと思っている。

 

10年カウンセリングに通ってもよくならないという話もよくカウンセリングの現場で聞きます。過去の被害を語ることをすべて否定しているわけではない。語る時期、語るタイミング、語る量、語り方などではないかと思います。

 

回復のプロセスで過去の被害を振り返ることもあります。少しずつ語る、一気に吐き出すようには語らない。よい状態、リソースフルな状態を育てて、その感じでトラウマに入っていく。これが最新のトラウマセラピーです。